[意外と知られていない!?]どうして価値がつくの!?ビットコインの仕組みを徹底解説!

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投資独学

こんにちは、タタブログです。

最近仮想通貨って言葉よく聞きますし「仮想通貨=ビットコイン」ってイメージ持たれている方多いと思います。

でも、ビットコインって聞いても、「それにお金の価値がついてて、すごく高額」ってイメージしかないですよね。

たた
たた

2022年3月の現在でも約500万円の価値があるなんて高すぎますよね!?
誰か一枚ください(笑)

そこで今回はビットコインの中身と仕組みを徹底解説していきます!!!

ビットコインとは?

ビットコインとは、サトシ・ナカモトによって2008年に発表され、2009年より運用が開始された仮想通貨です。

ビットコインはネットワークに参加するコンピューター同士が直接やり取りするP2Pネットワーク上で動くもので、管理者にあたる存在はいません

そのため、ビットコインの送金を止めたり、政府の権力の下で預金封鎖を行うことも困難です。

ビットコインのネットワークは世界中の誰でも自由に参加することができ誰の許可もなく自由に送金などの操作を行うことが可能です。

すべてのやり取りはネットワークを介して行われるため、24時間365日いつでも利用でき、国際送金であっても極めて短時間のうちに、少額の手数料で済ませることができます。

またビットコインを利用するのに身分の証明手続きは不要です。

銀行口座などを持っている必要もなく、最低限インターネットに接続できるスマートフォンなどの端末があれば利用を開始できます。

この性質から、ビットコインはプライバシーを重視する人、既存の金融インフラが未発達な国で銀行口座を持たない人などに重宝されてきたのです!!

ビットコインの価値の源泉中央銀行の後ろ盾なしに独自の価値を持った通貨です。

そもそも「お金(紙幣)」自体に価値はないはずなのに、なぜ「お金(紙幣)」は価値を持っているの?



それは、国家や中央銀行が価値を保証してくれていることにより、人々が「お金には価値があるものだ」と信じることができているからです!

いい換えれば、国家に対する信用が、それが発行する通貨に対する信用となり、価値を担保しているのです。

では、ビットコインに価値がついているのか、それは

国家や中央銀行に頼らず、また誰の干渉も受けず、瞬時にオンラインで価値を移転できるシステムであること。
ビットコインのシステムに高い利用価値があると信じている人が多数存在すること。


この2つの特徴がビットコインに価値をもたらしているのです。

でも、そもそもどうやって価値を保証してるの?言葉だけじゃ信用できないや。

.その通りです!

お金にもビットコインにもその価値を保証するための裏付けというものが存在します。

お金は政府や中央銀行の信頼、ゴールドとの交換などで価値を担保しているのです。

紙幣とゴールドは一定率で交換されます。

この紙幣をお金として使えることを政府が保証しているのです。

ビットコインはネットワーク参加者の合意により、共同で価値を担保しています。

ビットコインの取引はすべて正当なものであるとネットワーク参加者全員で検証し、合意しましたビットコインは正常に稼働しているのです

これらの理由によって、実際にビットコインを決済手段として受け入れる企業があり、法定通貨に換金できる取引所が存在するため、ビットコインの価値が存在し続けているのです!

ビットコインの仕組み

ビットコインは、プロックチェーンと呼ばれる分散型台帳に記録された取引データによってその動きが表現されています。

ブロックチェーンには、ビットコインの最初の取引以降のすべての取引記録が書き込まれており、ネットワークを通じて世界中のコンピューターにより管理されています。

ブロックチェーンについては他の記事でまとめているのでこちらをご覧ください。

ビットコインを使いたい人はネットワークに接続し、新しく追加してほしいビットコインの取引記録を、決められたフォーマットに従って作成し、ネットワークに申請することになります。

この取引記録は、「自分の保有するビットコインの一定量を、これから送りたい相手のビットコインアドレスに送付する」という内容を意味しています。

このフォーマットは細かく決められていますが、通常はビットコインウォレットと呼ばれる専用のソフトウェアを利用することになるので、ユーザーが意識することはありません

現在有名なウォレットといえば「メタマスク」などが挙げられますね。

普通に銀行で振り込みを行うように、送り先と金額などの情報を入力する操作を行います。

ウォレットの種類には専用の機器から、Webブラウザーベースのもの、スマートフォンアプリまでさまざまなものが提供されています。

ウォレットはユーザーに代わり秘密鍵(コインを動かすためのパスワードのようなもの)やビットコインを受け取るためのアドレス (口座番号のようなもの)を管理します。

ウォレットを用いて送金の操作を行うと、金額や送り手、受取人などの情報が一定の書式に基づいてデータ化されます。

この取引記録が格納されたデータを「トランザクション」と呼びます。

ウォレットが作成したトランザクションをビットコインのネットワーク全体に共有し、ほかの参加者に合意してもらえブロックチェーンはこのトランザクションの巨大な集合体で、有効とみなさると、送金が実行されたと認められます。

認められたすべてのトランザクションはブロックチェーンに記録されています。

このブロックチェーンのまったく同じコピーを、ビットコインのネットワークに参加するすべてのコンピューターで共有することで「誰がいくらビットコインを使用し、現在いくらのビットコインを持っているか?」という情報を矛盾することなく確認できます。

ネットワーク全体に共有されたトランザクションはおよそ10分ごとにブロックという固まりに取りまとめられ、有効な取引であるか確認されます。

有効なものであると確認されれば、ネットワーク全体で共有するブロックチェーンの一部として取り込まれ、処理が完了します。

実は、ビットコインでは取引は理論上、確定することはありません。

つまり、将来的に取引記録が取り消される可能性があります。

これは「確率的ファイナリティ」と呼ばれ、時間の経過とともに取引が覆る可能性が0に近づいていきます。

ビットコインの場合はおよそ60分待機し、6ブロック分の確認が済めばほぼ取引が確定され覆ることはないとみなせるとされています。

そのため、取引所の入金では、3~6ブロックの確認を待って入金が確定したとみなされます。

特殊なネットワーク

従来のWebサービスに活用されるもっとも一般的なシステム構造として、クライアントサーバーが挙げられます。

クライアントサーバー型の通信方式では、1つのサーバーにデータを保存し、そのサーバーに対して個々のユーザーが通信します。

クライアントサーバー型の通信方式では、ユーザー同士が直接通信することはありません。

しかし仮想通貨ではこのクライアントサーバーを用いていません。

ではどのようなネットワークが用いられているのでしょうか。

P2Pネットワーク

ビットコインではP2Pネットワークが用いられています。

P2P ネットワークでは、「ノード (node)」と呼ばれる各コンピューターがクライアント、サーバー両方の役割を果たし、分散的なネットワークを形成します。

P2P ネットワークに参加するノードは、原則的に対等な機能を持つため、そのノードが動かないとシステム全体が動かなくなる「単一障害点」がありません。

そのため、一部のノードに障害が発生してもネットワークに及ぼす影響は少なく、また、ネットワークの規模が大きくなればなるほど障害耐性が高まります

ビットコインにおいては、それぞれのノードが取引記録の保持・検証の役割を持ちます。

また自分がビットコインを誰かに送る場合、そのノードから自身の送金指示をネットワークに伝達(ブロードキャスト)することになります。

そして、マイナー (検証者)がそれを取り込み、ブロックに取引記録をまとめます。

まとめたブロック用に正しい計算結果を発見できたら、ほかのノードにブロックを配信します。

そのブロックを各ノードで取り込み、検証し、正しければ自分の保持するブロックチェーンに追記します。

各アドレスのビットコイン保有量は、その取引記録を読み込むことで、誰でも見ることができるのです。

メリット

ビットコイン型のP2P ネットワークのメリットの1つに、稼働時間の向上があります。

クライアントサーバー型では、アクセスが集中してサーバーが停止してしまうことがあります。

また、ユーザーからのアクセスが比較的少ない深夜から早朝にかけて、メンテナンスを行う必要があります。

このように、クライアントサーバー型の通信方式のサービスでは、サーバーの処理能力の限界のためにダウンタイムがあります。

しかし、ビットコインはP2Pネットワークを採用しており、サーバーという集中した障害の場所が存在しないため、連続稼働時間が長いのが特徴です。

また、間に中央管理者を挟まないため中間業者の費用が発生せず、コストを抑えられることや、匿名性の高さもメリットとして考えられます。

デメリット

P2Pネットワークのデメリットは、一度流れてしまった情報は削除が難しいこと

ノードが増えるとシステム全体を止めようと思っても止めづらいことなどが挙げられます。

P2Pネットワークを活用するには、これらのデメリットに対する対策を課題となっています。

まとめ

ビットコインはしっかりとした構造のもと価値がついているということがわかりましたね。

ビットコイン特有のP2Pネットワークを用いることで、お金とは違う価値を見出してるのもビットコインの特徴です。

今後またさらに、ビットコインは世界中の人々から認められるようになりビットコインの価値はもっと高くなるかもしれませんね!

他の記事でもビットコインについて書いているのでよければ他の記事も見てみてください。

今回もタタのブログに来てくださりありがとうございました。m(._.)m

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